[ 日本語ホームページへ ] [ Unicodeのエスペラント表記、作成のページへ ]
[ Latin3のエスペラント表記、作成のページへ ]
[ 新JIS/ JIS X0213の文字コード表及びエスペラント表記、作成ページへ ]


Mac OS X におけるUnicode キーボードレイアウトについて

エスペラント字上符文字に関するunicodeの取り扱い(特にWindowsに関して)については、最近のWindowsの字上符文字使用法に書かれてます。

2008.06

OS X 用キーボード配列が「KLEG の ホームページ( http://kleg.jp/ )からダウンロードできるように なりました。

小西さんの話によると、このEsp_Uni.keylayout は、Ukelele というOS X 用キーボードレイアウト作成ソフトで作成したそうです。XML をご存知の方であれば、容易にカスタマイズできるとのことです。

下に示すEsperanto.rsrcは、OS X 10.5では使えませんが、このEsp_Uni.keylayout は、OS X 10.5でも使えます。


2008.01

メールマガジン「国際共通語 エスペラント  Lingvo internacia, Esperanto」の2003年8月22日、第60号にも載せましたが、MacOS X 10.2で、XML による記述で新しいキーボードを加えるための英語のドキュメントが、以下のURLにあります。

http://developer.apple.com/technotes/tn2002/tn2056.html 

この英語のドキュメントに説明されている新しい方法で作ると、ファイル名が ".keylayout" または ".bundle" で終わるようになります。
なお、この方法の利点の一つとして、配列が XML のテキストファイルで記述してあるので、受け取った人がカスタマイズなどを行いやすいということがあげられます。
このドキュメントによって作成したエスペラントの字上符文字を含むキーボード・レイアウトの一つがEsp_Uni.keylayoutであると思われます。


上に示したドキュメントの前の古い方法で作成された実装しているキーボード・レイアウトとして Esperanto.rsrc がありますが、これはOS X 10.4までしか使用できません。

ライブラリに放り込むだけで使用できるようです。
Esperanto.rsrc があるURLは、以下のとおりです。

http://homepage.mac.com/thgewecke/

Mac OSでアクセスすると、My iDiskのEsperanto keyboardのフォルダに、Esperanto.rsrcとReadMeのファイルがあるので、これをダウンロードします。
付属のReadMe文書を見ると、OS X 10.2の「ライブラリ」---> Keyboard Layouts フォルダに Esperanto.rsrc を入れるとあります。ReadMe文書の内容は以下のとおりです。

To install the Esperanto Unicode keyboard in your OS X10.2, simply move the file Esperanto.rsrc to the folder Library/Keyboard Layouts.
This keyboard must be used with TextEdit or other Unicode-savvy application.
The circumflex consonants and u-breve are made by typing Option before the normal consonant and u.

キーボード配列に "Esperanto.rsrc" を選択します。すると、optionキーと同時に押すと、小文字の字上符文字が、optionキー及びshiftキーと同時に押すと、大文字の字上符文字が出力されます。

Mac OS X のテキスト・エディタを使い、"Esperanto.rsrc" で字上符文字を出力


これは参考事項ですが、Shift JIS X0213の文書との関連については、Mac OSX 10.2で確認した事項ですが、

Text Editで、Unicode(UTF-16)、Unicode(UTF-8)の文書とShift JIS X0213の文書が相互に変換できることがわかりました。

作成したShift JIS X0213の文書をLHA形式(拡張子lzh)<+Lhaca(Windows用)、MacLHA(Mac用)などのフリーソフトが必要>などで圧縮して添付ファイルで送信すれば文書交換ができます。Mac OSX 10.2パソコンとWindows Meパソコンの相互間で電子メールによるShift JIS X0213の文書交換ができることを確認しました。


テキストエディタ --> 環境設定

<新規書類の属性>

リッチテキスト --> 標準テキスト

<デフォルトの標準テキストエンコーディング>

開く:自動 --> 読み込む文書を、Unicode(UFT-16)、Unicode(UTF-8)、日本語(Shift JIS X0213)から選びます。

<日本語(Shift JIS X0213)>は、そのままでは選択ポップアップ画面に現われません。それで、選択ポップアップ画面の一番下にある<エンコーディングリストとカスタマイズ>のリストの中の<日本語(Shift JIS X0213)>のところにチェックを入れ閉じます。下から4番目のところにあります。すると、<日本語(Shift JIS X0213)>が選択できるようになります。

ちなみに、エスペラントで過去によく使われていたラテン3エンコーディングは、<エンコーディングリストとカスタマイズ>のリストの中の<欧米(ISO Latin 3)>のところにチェックを入れ閉じると使えるようになります。上から6番目のところにあります。他にも色々なエンコーディング方式を選ぶことができますのでお試しください。

保存:自動  --> 保存文書を、Unicode(UFT-16)、Unicode(UTF-8)、日本語(Shift JIS X0213)から選びます。

Unicode(UFT-16)で編集した文書を、Unicode(UTF-8)や日本語(Shift JIS X0213)のエンコーディング方式の文書に変換することが可能です。その逆も可能です。


[ 新JIS/ JIS X0213の文字コード表及びエスペラント表記、作成のページへ ]
[ Latin3のエスペラント表記、作成のページへ ]
[ Unicodeのエスペラント表記、作成のページへ ] [ 日本語ホームページへ ]