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この他に、エスペラント字上符文字を表すために作成されたホームページとして、ユニコードが主流でなかった時代から蓄積されている文字セットが Latin-3 (ISO-8859-3) のホームページがあります。
（必須条件ではないですが、ホームページのソースの中に、<META HTTP- ...... ; charset=iso-8859-3"> というタグがあれば、 Latin-3 のホームページであることを示しています。）

このようなホームページに対して、Internet Explorer を用い、エンコードをユーザ定義（無変換）とし、そのユーザ定義に Latin-3 に対応しているフォントを指定すると、字上符文字を表記できるページと、文字化けをして表記できないページがあります。
なお、 Latin-3 については、 http://www.esperanto.be/tiparoj.html にも説明がありますので参考にしてください。

（私の場合、Internet Explorer で Latin-3 のページを見るときは、 ツール==>インターネットオプション==>全般==>フォント、 言語セットを、ユーザ定義==>「 Latin-3 のフォント（Times SudEuro など）」と指定して、 表示==>エンコード==>ユーザ定義 としています。それでもだめな時は下記の別のブラウザを用います。）

なお、上述のInternet Explorerの取り扱いは、Windows Me 以前の環境の中での話しです。
Windows XPであれば、スタート==> コントロールパネル==> 地域と言語のオプション==> 詳細設定==> コードページ変換テーブル==> 28593 (ISO 8859-3 ラテン3) にチェックを付けて、Internet Explorer で、ラテン3のページを見ると、表示==> エンコードで、灰色の文字になったラテン3 (ISO)のところに黒丸のチェックが入ります。 （28593は、ラテン３に関する Windows Code Page だそうです。）
この状態だと、文字セットが ISO-8859-3 となっているホームページは、字上符文字が正常に出力されることが確認できました。しかし、これは、自動でラテン３の出力とならない場合に、手動でラテン3のエンコードを選ぶことができないという欠陥があります。その場合は、下記の別のブラウザを使用すると、ラテン３のエンコードを選ぶことができます。

（Windows Me 以前の環境でも、「ヨーロッパ各国語表示文字サポート」をインストールし、Internet Explorer で、ラテン３のページへ行くと、エンコードで、灰色の文字になったラテン3 (ISO)のところに黒丸がつきます。しかし、表示は、Latin-1になっています。こちらの環境では、Internet Explorerのラテン3 (ISO)では、字上符文字を正常に出力することができないようです。エンコードをユーザ定義にすると、前述したように、字上符文字を正常に出力するページとそうでないページがあります。）

Internet Explorer では字上符文字を出力しない Latin-3 のホームページに対し、 Latin-3 を出力するブラウザを調査したところ、Opera6、Netscape7、Mozilla などで出力することを確認できました。また、こちらの方はInternet Explorer と異なり、手動でラテン3のエンコードを選ぶこともできます。

Opera 日本語版 (Windows版) については、以下のところからダウンロードができます。
http://www.jp.opera.com/
無料で使用が可能ですが、Opera for Windows 日本語版 を通常価格4800円で購入できます。現在、日本語版 Operaが利用できるのはWindows版のみです。Opera for Windows 日本語版 の最新バージョンは 6.05です。（2002年11月現在）
現在は、Windows版で、Afrikaans、Brazilian Portuguese、Bulgarian、Catalan、Celtic、Chinese Simplified、Chinese　Traditional、 Danish、Dutch、English (UK)、English (US)、 Estonian、 Finnish、 French、 Galician、 German、Greek、 Hungarian、 Icelandic、 Indonesian、Italian、Japanese、Korean、Norwegian (Bokmal)、Norwegian (Nynorsk)、 Polish、 Portuguese、 Russian、 Scottish、 Gaelic、Slovenian、Spanish (Latin America)、Spanish (Spain)、Swedish、Welshの各言語版があります。
インターフェース用（メニュー・ダイアログ等）の言語については、こちらを参考にしてください。

Netscape (Windows版) については、Ver.7 日本語版を
http://wp.netscape.com/ja/download/index.html
からダウンロードできます。無料で使用できます。

Mozilla (Windows版) については、日本語版最新版を
http://www.mozilla.gr.jp/
からダウンロードできます。無料で使用できます。

Mozilla のメニューやダイアログをエスペラントにするには、こちらを参考にしてください。

Opera6.05日本語版も、Mozilla 同様 Latin-3 を読むことができます。
読めない場合には、 表示--> エンコードメニュー--> 南ヨーロッパ言語(ISO-8859-3) とすれば文字化けが直ります。

Netscape 7 でも、Mozilla、Opera 同様 Latin-3 を読むことができます。
読めない場合には、 表示--> 文字コード--> 南欧(ISO-8859-3) とすれば文字化けが直ります。

Esperanta litero	日本語文字名	国際文字名	charset= (unicode-1-1-) utf-8 文字参照 10進表現 (UCS-2)	ユニコード utf-8 16進表示	ユニコードutf-16 16進表示	Esperanta Nomo	charset= iso-8859-3 [ Latin-3 ] 10進表示 (16進表示)
(Cx)	サーカムフレクスアクセント付きC	LATIN CAPITAL LETTER C WITH CIRCUMFLEX	Ĉ	C488	0108	C kun cirkumflekso	#198 (C6)
(cx)	サーカムフレクスアクセント付きC小文字	LATIN SMALL LETTER C WITH CIRCUMFLEX	ĉ	C489	0109	c kun cirkumflekso	#230 (E6)
(Gx)	サーカムフレクスアクセント付きG	LATIN CAPITAL LETTER G WITH CIRCUMFLEX	Ĝ	C49C	011C	G kun cirkumflekso	#216 (D8)
(gx)	サーカムフレクスアクセント付きG小文字	LATIN SMALL LETTER G WITH CIRCUMFLEX	ĝ	C49D	011D	g kun cirkumflekso	#248 (F8)
(Hx)	サーカムフレクスアクセント付きH	LATIN CAPITAL LETTER H WITH CIRCUMFLEX	Ĥ	C4A4	0124	H kun cirkumflekso	#166 (A6)
(hx)	サーカムフレクスアクセント付きH小文字	LATIN SMALL LETTER H WITH CIRCUMFLEX	ĥ	C4A5	0125	h kun cirkumflekso	#182 (B6)
(Jx)	サーカムフレクスアクセント付きJ	LATIN CAPITAL LETTER J WITH CIRCUMFLEX	Ĵ	C4B4	0134	J kun cirkumflekso	#172 (AC)
(jx)	サーカムフレクスアクセント付きJ小文字	LATIN SMALL LETTER J WITH CIRCUMFLEX	ĵ	C4B5	0135	j kun cirkumflekso	#188 (BC)
(Sx)	サーカムフレクスアクセント付きS	LATIN CAPITAL LETTER C WITH CIRCUMFLEX	Ŝ	C59C	015C	S kun cirkumflekso	#222 (DE)
(sx)	サーカムフレクスアクセント付きS小文字	LATIN SMALL LETTER S WITH CIRCUMFLEX	ŝ	C59D	015D	s kun cirkumflekso	#254 (FE)
(Ux)	ブリーブ付きU	LATIN CAPITAL LETTER U WITH BREVE	Ŭ	C5AC	016C	U kun bireto	#221 (DD)
(ux)	ブリーブ付きU小文字	LATIN SMALL LETTER U WITH BREVE	ŭ	C5AD	016D	u kun bireto	#253 (FD)