新聞記事7
「道エスペラント大会 −ロシア人参加者が市長を表敬訪問」
Artikolo 7
パンフレットを示しながらエスペラント語について説明するチターエフさん
1998年10月13日(火) 北海道新聞苫小牧版 26面
ロシア人参加者が市長を表敬訪問
第62回北海道エスペラント大会(北海道エスペラント連盟など主催)が17、18の両日、苫小牧市で開かれるのに先立ち、パネリストとしてロシアから招待されたアレクサンドル チターエフさん(47)が12日、市役所をあいさつに訪れた。
道大会はエスペラント語を世界に広げようと毎年、道内で開かれている。
チターエフさんはウラジオストク極東工業大学で建築科講師を務めるかたわら、エスペラント語も教えている。今回の大会の討論会に参加するために来日。鳥越忠行市長にロシアでのエスペラント語の歴史などを説明し、「エスペラント語普及のため、ロシアと日本がどう取り組んでいくべきかを話し合いたい」と語っていた。チターエフさんはこの後、北海道新聞苫小牧支社も訪問した。
同大会は苫小牧港湾労働者福祉センター(市内元中野町4)で開かれ、17日午後3時から交流会、18日午後1時から講演会と討論会がそれぞれ、開かれる。参加はいずれも200円。