新聞記事5「ようこそエスペランチスト」
Artikolo 5
1998年10月10日(土)函館新聞
函館の姉妹都市であるロシア ウラジオストク市から、エスペラント語の普及に取り組むアレクサンドル ティターエフさん(46)=写真左とアンドレ シピロフさん(28)=同右=が9日、函館市を訪れた。エスペラント語とは、1887年にポーランドの眼科医が考案した人工の国際共通語。
2人は17、18日に苫小牧市で開かれる北海道エスペラント大会に参加するため来道。北海道エスペラント連盟の宮沢直人事務局次長、函館エスペラント会の岩井正久代表とともに市役所を訪れ「訪問の目的は、北海道と極東ロシアにおけるエスペランチストの交流を作り上げること。姉妹都市の函館とは、市民同士の交流を作っていきたい」と語った。
一行は、10日午後3時から函館エスペラント会などが主催する交流会に出席し、市民と鍋を囲んで交流。11日に苫小牧に向かう。