1. 国際語エスペラントとは
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国際語エスペラントは、世界中の人が自由に平等に使える中立の国際語です。
英語、ロシア語、フランス語なども、一定の国際補助語の役割を果たしていますが、 本来特定の民族の言語なので、学習、使用にあたっては不公平と不平等が生じます。
エスペラントは、どの国どの民族どの特定団体にも属さない、全人類の共通の言語です。
その歴史は、一世紀以上で、エスペラントはポーランドの眼科医ザメンホフによって1887年に考案されました。
現在では、全世界の百数十ヶ国で約100万人の人が使用していると言われています。
世界エスペラント協会(本部オランダ)や、 世界無民族性協会(本部パリ)などのエスペラント団体は、それぞれ数十ヶ国に何万という会員を持ち、月刊の機関誌を発行し、
ユネスコなどの国際機関とも協力して、国際交流、連帯のため活動しています。
専門分野でも、科学者、文学者、医師、法律家、ジャーナリストその他の学問、職業別のエスペランチストの 国際組織があり、また、カトリック、プロテスタント、仏教などの宗教者の組織、平和運動や青年運動、さらに、
ハムや切手収集や碁などの趣味にいたるまで、さまざまな国際団体があり、国際語エスペラントで、雑誌を出し、 情報を交換し、協力をすすめています。なお、運動や会に無関係の人も無数にいます。
その他、パスポルタ セルボ(国際民宿網)という制度があり、エスペラントを習得し、民宿のリストを購入すれば、
世界中のいたるところ(世界約80ヶ国約900ヶ所)に、実費程度あるいは無料で宿泊できるというものがあります。 また、最近ではインターネットニュースグループ
"soc.culture.esperanto"などを通じて、エスペランチスト同士の
インタ−ネットによる電子メールの交換もさかんに行われています。
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